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徳富蘇峰について(神風連発生の地・肥後)

 

  徳富蘇峰が神風連のことについて記述したものから引用いたしました。

神風連発生の地・肥後

萩・秋月・思案橋等の事態と同時に、否な寧ろ(むしろ)その魁を作したる者は、
質に神風連の放棄である。
されば一通りの史眼では、之を同一事件として取扱うことが常識である。
されど一揆を拝して考察すれば、神風連は決して前原一誠などの風を開いて
起つものでもなければ、また、其の主張を同一にしたるものでもない。
但だ単に現政府に不平であり、不満であり、現政府と並び立たざる1點に於いて(うなずく)、

其の揆を同じうし、その為に彼等の間に相当の聯絡(連絡)はあったが、然も其の根本
思想に於いて、彼の神風連なるものは、其の独自一己(一人で)を有するものにして、
之を萩・秋月・思案橋等の尋常国事犯と、同一視す可きものではない。
その理由によりて、本文の記者は、特に之を他の連頻(連なった事態が引き続き起こること)とは
切り離し、之を特殊の事項として取扱うこととした。

 

 つまり、神風連の乱が起きたことは、現政府(当時の明治政府に反抗する)ことであり、また、彼らの根本精神とは

明治政府には、自分達のみで対抗するために決起を決めたことであるからして、外の乱のように誘われてするものではない。

と明記してあります。

もちろん、単なる宇気比で(ある種のうらない)決起を決めたものではない。

 

豊水

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